5時に会議が終わり、部屋に戻って片付けを済ませすぐに職場を出た。T校で、2日後の研究会で発表しなければならないM氏のプレゼンを検討するためだ。よく「人間には2種類ある。金持ちと貧乏人だ。」みたいな言い方をすることがあるけれど、M氏を自分と比べて見てみると、人間には「努力をする人と努力をしないやつ」の2種類があるように思えてくる。もちろんM氏は「する」方でわたしは「しない」方だ。あるいは「困難に敢えて向かうエライ人と困難を避けようとばかりするダメなやつ」と言ってもいい。とにかくM氏はエライのだ。あさっては、M氏のいるT校で家庭科の研究会があるのだが、彼は午前中そこでスタッフをしてから、午後に別の会場で社会科の発表をするのである。発表のもとになった授業も自分で引き受けた。忙しくなるのは分かっているのに自らそこに突き進んでいくのだ。教師の鏡である。しかし、だからといってすべての教師がM氏のような人ばかりだと少々困ったことも起きる。子どもの中にもわたしのようにダメなのがいて、スキあらばすぐにラクな方に走ろうとうかがっている。こういう輩の心理状況や行動パターンはなかなかエライ人には分からないのだ。ダメな教師も少しはいた方がいい(こともある)。
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今日の検討会にきた人の中には、わたしほど怠け者ではないが、かといってM氏ほど努力家でもない人もいる。とすると、はっきりと「2種類」に分けられるとは言いにくい気もしてきた。まあ、考えてみると今までは自明のことだった「人間には2種類ある。男か女かだ。」という命題もかなりあやしい昨今ではある。「AかBか」あるいは「AかA以外か」と白黒はっきりさせて物事を決めるのは難しい時代になってきたのかもしれない。
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今日の検討会にきた人の中には、わたしほど怠け者ではないが、かといってM氏ほど努力家でもない人もいる。とすると、はっきりと「2種類」に分けられるとは言いにくい気もしてきた。まあ、考えてみると今までは自明のことだった「人間には2種類ある。男か女かだ。」という命題もかなりあやしい昨今ではある。「AかBか」あるいは「AかA以外か」と白黒はっきりさせて物事を決めるのは難しい時代になってきたのかもしれない。
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by mac04
| 2009-11-09 22:06
| 日常