まこ先のきまぐれラクダ日記

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コンピュータ兼任研修員会

 夏休み最後の日。午前中は通常の出勤。午後から市教育センターの兼任研修員研修会のため出張。本当なら2学期初日のための準備をいろいろと行いたいところで、ちょっとしんどい。今日の研修会のテーマは、情報モラル教育をどう進めるか、ということ。今まであまりきちんと取り組んでこなかったことへの反省がある。
 さしあたり、授業で使えそうなサイトを一通り見た後、それをもとにした授業案を考え、小学校1年生から中学校3年生までの系統的な指導計画を作成することにする。もちろん、今日1日でできることではないので、まず、分担を決めて一人1本、計9本の指導案を作成した。
 情報モラル教育のカテゴリを「情報の収集・検索・受信」「情報の発信」「ネットワークでのコミュニケーション」「その他のネットワーク利用」の4つに分類し、発達段階ごとのマトリクスを作成して、その中にそれぞれの指導案を位置づけた。まだ足りない部分が多いので、今年、実践をしながら、足りない部分を補っていくことになる。
 ぼくは現在小学校2年生を担任しているので、小学校低学年向けの指導案を考えたが、低学年の子供たちにぴったりくるような教材は、あまり見つからない。多くの先行事例では、情報モラルに関わる指導は、小学校中学年からとしているので、そもそも、低学年段階で必要かどうかという議論もあるだろう。とりあえず、今回は、立花雪子氏が学生時代に作成した「さるおくんと学ぼう」を教材とした案を立ててみた。小学校低学年段階での情報モラル教育についてどのように考えたらよいか、いろいろな人から考えを聞かせていただけたらと思う。
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 さて、明日からいよいよ2学期が始まる。台風一過の晴天となりそうだ。忙しい日常に終われて、自分を振り返る時間がもてなくならないように、気を引き締めていきたいと思う。
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by mac04 | 2004-08-31 20:40 | 教育

日直

 夏休み最後の日直当番。台風が近づいてくるので、花壇の水やりをするかどうかちょっと悩む。(台風の被害に遭っている地域ではそんな悠長なことは言ってられないだろう。すみませんでした。)
 午前中は、給食センターからの配送車が入る入り口にペンキで駐車禁止の線を描くので終わってしまった。コンクリートにペンキできちんと色を塗るのは意外に難しいものだということが判明。何事も体験してみないと分からないものである。
 午後からは、新しく入った放送設備の操作説明会があり、大半の時間を使ってしまう。視聴覚主任なのできちんと覚えておきなさいというわけだ。校内放送の機械なので、基本的に今までのものと違うところはないのだが、マルチ出力のプログラムタイマーの扱いにはちょっと参った。チャイムとミュージックチャイムをON/OFFできるのだが、2つか3つしかないボタンを何度もたたいて、日課表に合わせて時間を設定するのである。もちろん、設定は業者さんがしてくれるのだが、一応、知っておいてくださいと言われて、簡単な説明を聞いただけでは、ちっとも理解できなかった。なにしろ、あさってから授業が始まるので、いじって分からなくなったら困るのだ。
 おもしろかったのは、ミュージックチャイムだ。見るからにPCカードのようなメモリが差してある機械で、MDやCDから好きな曲を録音して、タイマーでセットした時間に流すことができるのだそうだ。録音はカードにするのだと思うが、どんなファイル形式で入るのかと聞いたけれど、分からないといわれてしまった。しかも、どうやって録音するのかもよく分からない。多分、音楽ファイルをWAVやMP3でHDに落とすような作業になるのだろうけど、どこでエンコードするのだろう。その機械はまだ使うかどうか決まっていないので、よく分からないということだった。なんだかなあ。
 一通り、説明が済んだ後も、細かな説明や、設備的に不十分なところ、実際に稼働させてみないとよく分からない部分がたくさんあり、最後まで応対する。業者さんも大変だが、仕事は仕事だ。最後まできっちりやっていただきたい。
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 夜は、富山大学で情報教育研究会が行われる。参加する予定だったが、上記のような理由で、今日するべき仕事がいろいろ残ってしまい、学校を出る時間がとても遅くなったので、急遽キャンセルすることにした。高橋先生、研究会の皆さん、ごめんなさい。
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by mac04 | 2004-08-30 21:24 | 日常

夏休み最後の日曜日

 午前7時から勤務先のPTAの早朝美化活動。予定をよく把握していなかったぼくは、うちの子の学校の早朝作業と同じ時間だと思いこんでいたので、6時前にすでに着いていた。予定より1時間以上も前なのに、PTAの役員の方が数人すでに作業をしておられた。その熱心さに頭が下がる。2時間あまりの清掃活動だったが、2年生の子供たちも、最後までまじめに活動していた。夏休みの間にすこし成長したのかなと思い、うれしくなる。この調子で、2学期はいいスタートを切りたいものだ。10時過ぎに帰宅した後、またまた不覚にも昼寝(朝寝?)をしてしまう。昨夜の飲み会でしゃべりすぎたせいか・・・。初老を過ぎたいい大人が7人も集まって何の話をしているのかと思うが、同級生が集まると、なんとなく中学生の頃に戻ってしまうような気分になる。他愛もない話が結構楽しいのだ。
 午後は、CATVの番組用にビデオの映像をすこしキャプチャーしたりしたあと、夕方から、敬老会(9月20日)で発表するプレゼンテーションの準備と、発表者の子供たちの練習をする。本当ならば、発表資料も子供たちに任せるといいのだが、それだけの時間をとることができないので、子供たちには、発表の場面での指導だけを中心に行う。相手は、75歳以上のお年寄りだ。なにより、大きな声で聞こえるように話すことが必要だろう。今日の練習だけでは、ちょっと足りない。本番前日に再度練習をすることにする。
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by mac04 | 2004-08-29 18:48 | 日常

送別会

 昼過ぎに東京から帰着。不覚にも2時間も昼寝をしてしまった。わずか2泊3日の遠征だったのに、とても疲れていたらしい。ほとんど家に帰らず、日本中を飛び回っている先生方はやはりすごい。中川一史先生は、8月に2回しか大学にいなかったらしいと小林くんに聞いた。おそるべき行動力である。今日はUD(ユニバーサルデザイン)プロジェクトのミーティングがアドビの本社で行われているようで、そちらに参加されているのではあるまいか。たしか砺波東部小学校の白江先生も、今日のUDの会議の参加者だったと思う。
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 夜、古くからの友人の送別会(壮行会といったほうがよいかな。)を開く予定だ。9月の中頃から3年間のマレーシア出向がきまったのだ。世の中がグローバル化しているとかいう話はよく聞くのだが、実際に身近にいる友人が何事もないように海外転勤になったりすると、なるほどなと実感してしまう。しかし、ぼく自身の考え方はなかなか世界まで広がらないなと感じている。きっとその根っこにあるのは「英語アレルギー」なのだと思う。内留中にアメリカの先生方と交流したときも、言葉が通じないことの不安を乗り越えることができなかった。そんなに単純なものではないかもしれないが、「英語さえできれば、もっとできることがあるのではないか」と常々思っている。だったら、NOVAうさぎのお世話にでもなればいいのだろうが、そこまで踏み出す行動力もなく、またしばらくは英語アレルギー、外国人アレルギーをかかえながら過ごすことになってしまうのだ。 
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by mac04 | 2004-08-28 16:40 | 日常

D-projectのワークショップ・2

 勝浦市でのパンフレット・ワークショップを終えた。9:30スタート、16:00終了の一日コースである。なぜか、去年も同じワークショップを受講した人が5人もいて、「???」だったが、復習のつもりでやってほしいということで、予定通りに進めた。
 この夏は、広島、京都、この千葉と、3回のワークショップに出かけたが、主催者(教育委員会だったり、研究会だったりいろいろだが)がどのようなスタンスで取り組んでいるかで、受講者の意識も講師陣への対応もかなり異なってくる。今回は、いろいろ問題点も感じた。
 終了後、小林くん@金沢大院、北川さん@アドビとWSのことも含めていろいろな話をすることができたが、考えさせられることが多かった。個々のことについては、おいおいにまた書いていきたいと思う。
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 今日は最終便に間に合わないので、東京泊。東京駅の八重洲口前のホテルをとった。明日の飛行機はちゃんと飛ぶかな?
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by mac04 | 2004-08-27 23:38 | 教育

D-projectのワークショップ

 明日、千葉県勝浦市でD-projectのワークショップが行われる。講師をするために今日の午後から千葉に向かう。モバイルでの通信環境が貧弱なため、この2,3日はこのblogも滞るかもしれない。
 千葉県はディズニーと幕張メッセ以外には行ったことがない。とくに外房ははじめてだ。日本海側の住人としては、黒潮打ち寄せる太平洋の海岸を見るのは楽しみだ。
 12:35富山空港発。勝浦入りは16:30頃の予定。
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 16:45 今日の宿に着いた。勝浦は、漁業の町なのだろう。いたることろに魚屋さんや干物やさんがある。宿の前では朝市も立つそうだ。今晩は、おいしい太平洋の魚を食べて、明日のワークショップにそなえようと思う。
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by mac04 | 2004-08-26 09:01 | 教育

地域のこと

 ぼくの住んでいる地域(というか村というか)には、各年代層ごとに会があって、ふつうは住人はみんな所属することになっている。男子の場合だと、高校を卒業すると「青年会」(35歳まで)、その後は「頼友会」(いわゆる壮年会。50歳まで)、「一四会」(75歳まで)、「光寿会」(あとずっと)という具合である。それとは別に、いわゆる町内会のような組織もあるので、タテにもヨコにもきっちりはめこまれている感じだ。なにしろ田舎なので、封建的だといえば、まあその通りだ。
 こうした組織(いまふうに言えばコミュニティーかな)は、はっきり言えば「めんどう」である。会合もあるし、役割もふられる。お金も必要なら、時間もとられる。実際、会合や行事の参加率はかなり低い。
 それでも、地域のまとまりが曲がりなりにも保たれているのは、こうした各種の組織が存在しているからなのだと思う。住民運動会や市民体育大会の選手を決めるのも、選挙の時に動くのもこうした組織だ。封建的だとは思っても、これがなくなると、地区の行事などは、ほとんどできなくなるんじゃないか(または、一部の係の人がとんでもなく大変な思いをすることになる)と思う。最近では、よそから転居してきた人たちも、あまり苦労せずにとけ込めるようになったらしい。(昔は、よそ者だと言って、いろいろ大変なこともあったようだ。)
 ネット上でよく「コミュニティー」という言葉を目にするが、これはあくまで、仮想のコミュニティーだ。好きなことを言い合っても顔を合わせるわけではないし、、いやなら抜ければいい。お気楽なものだ。現実の地域の場合は、そうはいかない。いろいろな業種のいろいろな隣人が集まっているのだ。飲んでクダを巻くのもいれば、やたらと話の長いのもいる。先輩もいるし、親戚筋もいる。だからといって、あまり顔を見せないとおこられる。生身の人間とつき合うのは大変だ。
しかし、だからこそ、つきあい方も対処の仕方も自分なりの方法を学ぶのだ。少なくとも、ぼくにとっては、その意義が一番大きい。
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 ぼくは今年、頼友会の事務局長という役をしていて、会合の手配やらなにやら雑務全般を担当している。地区のお宮さんが百何十年ぶりかで改修になり、今年の秋祭りでは、ぼくらの世代では見たことも聞いたこともないような(古くから伝わる)行事をやらねばならないらしい。
 今から打ち合わせに行くのだが、どのくらい準備が必要なのか考えるとちょっと気が重い。都会に住んでいて、これを読んでくださる方には、たぶん、そのうち、田舎の珍しい行事(というか風習というか、因習というか・・・)の様子をお伝えできると思う。
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by mac04 | 2004-08-25 17:23 | 日常

ケーブルテレビの仕事

 ケーブルテレビの仕事をしている。と書くと、公務員の兼職禁止規定に触れそうなので説明が必要だろう。ぼくの住んでいる地域のケーブルテレビは、「となみ衛星通信テレビ株式会社(TST)という会社で(ケーブルテレビなのに、なぜ「通信衛星」なのかは定かではないが・・・)、砺波市が株主となっている第3セクターである。そのためかどうかはわからないが、2チャンネルは市役所が番組を制作する行政チャンネルで、その中に「地区だより」というコーナーがある。市内の全17地区に「コミュニティー番組地区特派員」というのが公民館を通じて委嘱されていて、自分の地区の出来事や行事などをビデオで撮影して、5分から10分の番組をつくるのだ。私は、なぜかその地区特派員なのである。
 土、日に行われたサマーキャンプの様子を今、10分間に編集中だ。以前は、ビデオカメラで撮ったそのままのテープと、その中で流してほしい部分のタイムコードを記録した構成表をTSTに渡して編集してもらっていたのだが、10秒単位で使用する映像のタイムコードを書き出すのはとても手間なので、昨年からパソコンを使って自分で編集をすることにした。使用したのは、AdobeのPremiere6.0というソフトである。撮った映像のうち、必要な部分だけをキャプチャーしてつなげ、テロップやタイトルを入れる。それをテープにかき出すと、ちゃんと「番組」ができている。映像(動画)編集のおもしろさにはまってしまった。しかし、そのうち、BGMを入れたり、トランジションの設定をしたりしているうちに、どうにもストレスがたまってくるようになった。理由は、いちいちレンダリングしないと効果が確認できないので、待ち時間が長くなってきたためである。というわけで、今年の4月からPremiere Proにバージョンアップした。以前のパソコンではスペックが追いつかないので、マシンも買い換えた。多分、使える機能の1/20も活用していないとは思うが、編集作業は実に快適になった。その気になって手間と時間をかければ、本職のような映像を作成することも可能なのだ。
 しかし、こうなると、ちょっと考えてしまうことがある。砺波広域圏で一体どのくらいの世帯が2chの地区だよりを視聴してるのかは分からないが、身近な地域情報は人気が高いそうなので、かなりの人が視ているのだろう。一個人であるぼくのつくった番組がそこで流れるということには、どういう意味があるだろうか。少なくとも今までは、こちらで編集した番組を、市役所なりTSTが再編集するということはなかった。放映前にどこかで事前審査をしてるのかどうか知らないけれど、こちらから見る限りフリーパスで放映されているように見える。たとえば、もし、ぼくに一定の意図なり悪意なりがあって、サブリミナル効果のあるような番組をつくったとしたら、それが、そのまま放映されるようなことはあり得るのだろうか。また、そのまま放映されたとしたらどうなるのだろうか?
 インターネットやDTPが進歩し、個人が多くの人に対して情報を発信できるような環境がどんどん整いつつある。上に書いたケーブルテレビの番組の話はあまり一般的ではないかもしれないけれど、個人が映像や番組の発信をすることだって、すでにそんなに難しいことではないはずだ。情報を受け取る側としてのスキルや、情報を漏らさないように気をつけるといったことに加えて、情報を制作・創作し発信するためのモラルや責任といったことが、これからとても大切になってくるのだろうと思う。
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by mac04 | 2004-08-24 19:43 | 教育

インターネットは人を殺すのか

 上記のタイトルは、第2話でふれた柳田邦男氏の論考(8月20日付北日本新聞朝刊第4面「現論」)で提起されている命題である。これについて考えたことを述べようと思う。
 柳田氏の主張は、以下の5点に要約できる。第1に、ネットによるチャットは、事件を起こした加害者たちに「閉鎖的な自己中心世界の中で攻撃な感情を増殖させ、抑制がきかなくなる」ように作用していると断定していること。第2に、今回の佐世保事件のような異常な事件に直面したときには、そこに潜む時代的な警鐘を察知する想像力が必要だとして、レイチェル・カーソンが『沈黙の春』で指摘した農薬による環境破壊と同列に考えていること。第3に、今回の事件にかかわる様々な要因の中でも、「ケータイ・ネットの人格形成への影響」が特に分析の必要な対象だとしていること。第4に、「情報技術なんて大学にでも入って、本当に必要になったときに覚えればよい」ということ。第5に、だから、子供たちには「パソコン遊びを教えるよりも、情報化社会の危険性を考える力や情報モラルを身につけさせる方が先決」で、小学校からパソコンを追放することまで視野に入れた議論が必要だというのである。
 1点目について。チャットを利用している人の数はどのくらいかは分からないが、その人たちの多くが「閉鎖的な自己中心世界の中で攻撃な感情を増殖させ、抑制がきかなくなる」のであろうか?そうであはるまい。では、何らかの問題(攻撃的な感情など)を抱えている人たちは、チャットを通してそれを増殖させ事件につながったのか?それはそうかもしれないが、チャットをしなければ事件として発現しなかったのだろうか。これは分からないのではないか。因果関係が分からないからといってチャットに害がないというつもりはない。大切なのは、どのように使うかということではないかと思うのだ。柳田氏は「パソコンを使わせない子供たちと、パソコンを使いまくる子供たちの2つのグループをつくり・・・」という例を出して述べているが、「使うか使わないか」という二者択一的な発想で論を進めているところには無理があると思う。
 2点目以下について。農薬による環境破壊や水俣病が問題提起されたとき、「化学会社や体制派の学者たちは大げさだといって、総反撃した」。しかし、ネット社会の問題は、それと同じではない。ネット社会・メディア社会の問題点や影の部分は、むしろ、いわゆる情報教育を進めようとしている学者や実践者の方が強調しているのではないか。そして、そのための教育が必要だと声を上げているわけである。ここが最も大切な点だ。すでに、子供たちの周りはネット社会・メディア社会に取り囲まれており、それを取り除くことはできない。仮に学校から排除したとしても、家庭ではさらにどっぷりと浸っているはずだ。「ケータイ・ネットの人格形成への影響」を分析することが必要なのではなく、人格形成に悪影響を及ぼさないような使い方やかかわり方、ケータイ・ネットも含めたメディアを道具として使いこなし、生活を豊かにするためのかかわり方などを教えることが大切なのだろう。堀田龍也先生はそれをメディアとの「つきあい方」の学習と表現されている。そして、それは、大学に「でも」入ってからでは遅いのだ。なぜなら、小学生とっても「本当に必要」なことだからである。また、それを教えるためには、「小学校からパソコンを追放」してはできないであろう。『メディアとのつきあい方学習』で述べられているように、キーボード入力を教えなかったり、インターネットを取り上げたりして「臭いものに蓋をしても、本質的なことは何も解決しない」のだ。
 一番初めの命題がメタファであることは承知の上で、それでも私の結論はこうだ。インターネットが人を殺すわけではない。インターネットの危険性を理解せず(教わらず)、インターネットの暗黒面に落ちてしまった人間が犯罪を起こす危険性がある。だから、情報モラル教育(堀田先生言うところの「情報安全教育」)が重要なのだ。
 インターネットは、使い方を誤れば危険な道具であることは間違いない。だが、それは「車が凶器となりうる」「テレビは有害だ」ということと同じではないだろうか。
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 それにしても、柳田氏ほどの論客にして、小学校では「子供たちにパソコン遊びを教え」ているのだという程度の認識なのかと思うと複雑な気分である。小学生の子供を持っていない一般の人々にはどんなイメージなのだろうか。
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 今回の文を書くにあたって、クリフォード・ストール著『インターネットはからっぽの洞窟』を少し読み返してみた。7年前にはすでにネット社会のマイナス面がちゃんと指摘されている。ストール氏が「神話」に過ぎないと書いたことのうちいくつかは実現してしまったし、図書館は消え去っていないが、それでも「ネットワークの人工的な世界では、小鳥のさえずりさえ聞こえない。バーチャルコミュニティの約束手形はいろいろあるだろうが、それを追い求めるよりは、現実のコミュニティに住んで、現実の生活を送る方が大切だ。」という主張は正しいと思う。だから、どうするのか?現実の生活や本物の経験を通して得られるものを大切にしながら、便利な道具としてネットワークやメディアを使いこなす、そんな子供たちを育てていかなくてはならないのだと思う。
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by mac04 | 2004-08-23 15:48 | 教育

公民館の仕事・2

 キャンプが終わって帰ってきた。とても疲れている。夜中まで飲んでいたとか、テントで寝ると腰が痛くなるとかいう身体的な疲れもあるが、それよりも精神的な疲れの方が大きいような気がする。今回の参加者は子供が21人、大人が(公民館関係者も含め)18人の計39人。これだけの人間がテントで1泊し、2食するとなると、準備だけでも相当なものになる。おおかたは公民館の主事さんが手配してくださるのだが、細かいところまで考えると、いろいろとあとから必要なものがでてきたりする。「サバイバル」が合い言葉とはいえ、子供たちのケガや病気の心配はやはりしなくてはならないし、ケンカなどのトラブルも起きる。主催者としては親の方にも気を遣わなければならない場面も多々ある。なんとか無事に終わったと思ったら、テントを返却する際にペグが一本足りないと言われてしまった。同じ種類のものを手配してそろえてほしいということで、手間が一つ増えてしまった。それやこれやで、もう、ぐったりなのだ。
 しかし、である。夕べの夜景は素晴らしかった(キャンプ場は見晴らしのよいスキー場の中腹なのだ)。富山大学の天文同好会のみなさんにお世話になった星の観察も楽しかった。朝、「テントを片づけよう。」と言ったら、「あーあ、楽しかったのにもう終わりかあ。」とつぶやいた女の子がいた。「来年もここでやりたいね。」と鬼が笑うような話をしている保護者がいた。つまるところ、疲れた以上にうれしいことの方がはるかに多かったのである。
 内地留学や研究会などを通して、堀田先生や中川先生から、コーディネートやプロデュースの大切さ、おもしろさということを教えていただいた。多少、意味するところは違うかもしれないが、今回のキャンプの企画から実施までの流れの中で、自分がそういう役割を少しは果たせたのではないかと思っている。
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 中川一史先生から、「なんでも地道にやる者が一番強い。」と励ましのメールをいただいた。ぼくが飽きっぽいことをよくご存じなのだろう。とりあえず、4話目となり、三日坊主は乗り越えた。誰かに見られているということは、やはり意欲につながるものだ。コメントをもらうとさらにそれが強くなる。全く、子供の学習意欲と同じだなあ。
 中川先生には、現在かかわっている、デジタル表現研究会(D-project)の会長としてお世話になっている。先生には、「子どもの学び」を生み出す授業のあり方について多くのことを教えていただいている。また、産学官の連携を積極的に推進されており、学校現場の中だけにいてはなかなか見えてこないものに目を向けさせてくださった。
 D-proの関連では、27日に千葉県であるワークショップに出かける予定である。
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by mac04 | 2004-08-22 14:42 | 日常
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小学校教師のつぶやき。昔は情報教育についての話題も発信してました。


by mac04
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