まこ先のきまぐれラクダ日記

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37. あたりまえのこと

 午前中、学校でいくつか仕事をした。大半の時間は、先日の身体測定結果に合わせて、子どもたちの机・椅子のサイズを替えることに費やした。机が小さいとか、足が机の下に入らないとかいう声をいくつか聞いていたので、普通は学年の途中ではしない作業だが、養護教諭に頼んでデータを出してもらったのだ。(ならば、ということで他の学年でもすることになった。)替えるといっても、大半の机椅子は大きさが決まっているもので、上下に調節できる可動式のものはまだ少ない。しかも、教育予算緊縮の折、学校に予備の机椅子がたくさん置いてあるわけではないので、小さい子から大きい子へと順送りで回したり、空き教室で補充授業用に使っているものと取り替えたりと、なかなか大変な作業になってしまった。
 子どもたちは、明日学校へ来たら、何事もなかったようにひとつ大きくなった席に着席して、何事もなかったように勉強を始めるだろう。日曜日に誰かが苦労して取り替え作業をしてくれたことなど知らずに。もちろん、子どもたちが知る必要もないし、感謝してほしいと言うつもりでもない。それに、子どもの体格に合わせて席を準備するのは学校としては当然の仕事だ。そう、今日した仕事は、「あたりまえのこと」をしただけなのだ。
 しかし、机を2階へ運んだり、2階から下ろしたりしながら、自分たちがいつも当たり前だと思っていることでも、そのために努力や苦労をしている人がいるんだなあ、としみじみ感じてしまったのだった。あたりまえのように電気が点いたり、蛇口から水が出たりすることも、けっして何もしないで放っておいても勝手にそうなるわけではないのに、いつか、ぼくたちは、それがあたりまえのことだと思いこんでしまって、その裏にある人々の努力を忘れてしまっている。あたりまえのことの裏にある人間の営みに目を向けることが、社会科の大切な目標だ。最近、社会科の勉強をしていないので、そんなあたりまえのことが、なぜか新鮮に感じられた今日の出来事であった。
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 このごろ、情報教育に関する文章を書いていない。きのうまで東京で日本教育工学会の全国大会もあった(一応、ぼくも准会員なのだ)のだが、発表はおろか、参加することもできなかった。富山の小学校の先生もたくさん発表されたし、聞きに行きたい気持ちも山々だったのだが・・・・。実践も進んでいないので日記にも書くことができない。ちょっと「表題に偽りあり」状態になってきている。
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by mac04 | 2004-09-26 18:03 | 日常
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小学校教師のつぶやき。昔は情報教育についての話題も発信してました。


by mac04
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