まこ先のきまぐれラクダ日記

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ケーブルテレビの仕事

 ケーブルテレビの仕事をしている。と書くと、公務員の兼職禁止規定に触れそうなので説明が必要だろう。ぼくの住んでいる地域のケーブルテレビは、「となみ衛星通信テレビ株式会社(TST)という会社で(ケーブルテレビなのに、なぜ「通信衛星」なのかは定かではないが・・・)、砺波市が株主となっている第3セクターである。そのためかどうかはわからないが、2チャンネルは市役所が番組を制作する行政チャンネルで、その中に「地区だより」というコーナーがある。市内の全17地区に「コミュニティー番組地区特派員」というのが公民館を通じて委嘱されていて、自分の地区の出来事や行事などをビデオで撮影して、5分から10分の番組をつくるのだ。私は、なぜかその地区特派員なのである。
 土、日に行われたサマーキャンプの様子を今、10分間に編集中だ。以前は、ビデオカメラで撮ったそのままのテープと、その中で流してほしい部分のタイムコードを記録した構成表をTSTに渡して編集してもらっていたのだが、10秒単位で使用する映像のタイムコードを書き出すのはとても手間なので、昨年からパソコンを使って自分で編集をすることにした。使用したのは、AdobeのPremiere6.0というソフトである。撮った映像のうち、必要な部分だけをキャプチャーしてつなげ、テロップやタイトルを入れる。それをテープにかき出すと、ちゃんと「番組」ができている。映像(動画)編集のおもしろさにはまってしまった。しかし、そのうち、BGMを入れたり、トランジションの設定をしたりしているうちに、どうにもストレスがたまってくるようになった。理由は、いちいちレンダリングしないと効果が確認できないので、待ち時間が長くなってきたためである。というわけで、今年の4月からPremiere Proにバージョンアップした。以前のパソコンではスペックが追いつかないので、マシンも買い換えた。多分、使える機能の1/20も活用していないとは思うが、編集作業は実に快適になった。その気になって手間と時間をかければ、本職のような映像を作成することも可能なのだ。
 しかし、こうなると、ちょっと考えてしまうことがある。砺波広域圏で一体どのくらいの世帯が2chの地区だよりを視聴してるのかは分からないが、身近な地域情報は人気が高いそうなので、かなりの人が視ているのだろう。一個人であるぼくのつくった番組がそこで流れるということには、どういう意味があるだろうか。少なくとも今までは、こちらで編集した番組を、市役所なりTSTが再編集するということはなかった。放映前にどこかで事前審査をしてるのかどうか知らないけれど、こちらから見る限りフリーパスで放映されているように見える。たとえば、もし、ぼくに一定の意図なり悪意なりがあって、サブリミナル効果のあるような番組をつくったとしたら、それが、そのまま放映されるようなことはあり得るのだろうか。また、そのまま放映されたとしたらどうなるのだろうか?
 インターネットやDTPが進歩し、個人が多くの人に対して情報を発信できるような環境がどんどん整いつつある。上に書いたケーブルテレビの番組の話はあまり一般的ではないかもしれないけれど、個人が映像や番組の発信をすることだって、すでにそんなに難しいことではないはずだ。情報を受け取る側としてのスキルや、情報を漏らさないように気をつけるといったことに加えて、情報を制作・創作し発信するためのモラルや責任といったことが、これからとても大切になってくるのだろうと思う。
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by mac04 | 2004-08-24 19:43 | 教育
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小学校教師のつぶやき。昔は情報教育についての話題も発信してました。


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