まこ先のきまぐれラクダ日記

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教育フォーラム2004in小松 (No.93)

 金沢大学教育学部主催の「教育フォーラム2004in小松」に参加した。テーマは「デジタルコンテンツが拓く子どもの学び」。情報教育の分野では今一番ホットな課題のひとつである。文部科学省初等中等教育局の中川健朗参事官の基調講演に続き、4つの分科会に分かれてのワークショップが行われた。現在の学校の状況から「光村国語デジタル教科書活用」の分科会に参加したが、大根布小の山下先生の軽快な司会もあり、内容の濃い協議が展開された。詳細は書きれないが、つまるところは、教師がどう授業設計をして、そのコンテンツを利用するかということなのである。他の3つの分科会での議論もそこに至ったようで、最後のまとめで、今日のフォーラムのコーディネーターだった中川先生も、「結局、大切なのは教材研究と授業研究なのだ。」という総括をしておられた。
 それにしても、こういう議論がもっと広く、現場の教師一般の中で行われないことには、課題は解決していかないように思う。今日のフォーラムのまとめは、デジタルコンテンツをいろいろ工夫して活用した結果のまとめであって、デジタル、ITと聞くだけで尻込みしてしまう教師たちにとっては、「だから今まで通りでいいんだ。」というふうにしかとれないであろう。
 そこで今日のキーワードその2「だます」ということの重要性も浮かび上がってくるわけだが、実際のところ、これがとても大変なことなのである。とりあえずぼくとしては、今日もらったデジタル教科書の体験版を校内にばらまいて、終礼でミニプレゼンして、世の中の動きを知ってもらうことくらいはしよう。うまく校長先生を「だまして」来年度の予算で要求したデジタル教科書の優先順位を上げてもらえたらしめたものだ。高価な教材を購入したら、やっぱり使わなければもったいないということになるので、そうやって使ってみてもらって、そしてやっと、今日のフォーラムで出たような議論の結果を了解してもらえたらいいと思う。
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 文科省の中川参事官には「闘う参事官」という別名がついているそうだが、実に気さくでやわらかい感じのする方だった。たぶん肩書きとしては初等中等局の課長クラスの方なのだろうと思う。学校現場では、教科調査官を神様かなにかのように崇めるような風潮があることを考えると、(たぶん)立場的には上司にあたる参事官の今日のふるまいや物言いについて、もしかすると学校現場は何かとんでもなく常識はずれの認識をもっているのではないか?と思ってしまった。
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by mac04 | 2004-11-20 23:27 | 教育
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小学校教師のつぶやき。昔は情報教育についての話題も発信してました。


by mac04
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